B−2〈 接続部の強度試験結果において 〉

 下の写真は引張・破断による強度試験の状況写真です。
 太さが8ミリのザイルを使用しましたが、これはメーカー側が出している強度は1602kgでした。このザイルを使用して作ったカラーを耐久試験に出したところ、溶着破壊は3500kg、破断試験では3750kgという結果がでました。
 試験の状況の流れを見ると、ザイルを1000kg単位の力を加えることで想像以上にザイルが伸びることを実感しました。
 破断後のカラーを確認すると、接続部の溶着破壊は見られませんでした。 同じ太さのザイルでも構造の違いや種類などによっては差が生じると思われます。 これはあくまで接続部に対する原理や作用などの強度の目安であり、又金属類などは含まないものです。
 犬用カラー・リードとして、どんなに力の強い犬でも常識以上の力に耐えられる強固で、更に安全に散歩や運動・しつけ・訓練などに使用できるために行われた実験や試験なのです。

〈引張強度試験の様子〉

A 試験前の状態 B 試験前の状態 C 試験前の状態
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D 車による索引実験の様子
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次の写真はD-20タイプのリード持ち手部分の試験です。8ミリのザイルによる接続部の溶着破壊は430kgでしたが致命的な破断はしていませんでした。この試験結果により更に強度を高める方法がわかり、今後改善することにしました。

〈引張り強度試験の様子〉

A 試験前の状態 B 試験前の状態
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